30代主婦の挑戦!webデザイナーに未経験からなった私のリアル記録〜第1章〜

こんにちは。
未経験・30代・主婦からフリーランスwebデザイナーになったイズミヤです。

この度二人目の出産を機に、自分のwebデザイナー、フリーランスという働き方を改めて見つめ直していました。

今回から全4回に分けて私の2年半の記録をリアルにお伝えします!!

ちょっと物語調ですが…
これから始めたい、実際どうなの?という同じ境遇の方の参考に少しでもなれば幸いです。

クリックできる目次

在宅webデザイナーという仕事との出会い。まんまと?広告に釣られる

子育てしながらwebデザイナー

こんなの憧れだった…(実際は無理です)

3年前のちょうど今頃。
私はひたすらネット検索をしていた。

何をきっかけにしたのか今は忘れてしまったけど、

「在宅」
「ママでも」
「webデザイナー」

今は以前よりも多く目にするこの広告、キャッチコピー。

当時の私はその言葉に惹かれ、気がついたらwebデザイナーのスクールに資料請求していた。

当時長男は0才9ヶ月。
まだまだ赤ちゃんで可愛い時(もちろん3歳になった今も最高に可愛いのだけど)。

でも漠然と自分の将来に不安を感じていた。

我が家は転勤族。
私は高卒(正確にいうと一応大学中退)。
一番キャリアになるのは、化粧品会社で美容部員をしていたことくらい・・・
あとはPC作業が人より少し得意なくらいで、なんの取り柄もスキルもなかった。

当時住んでいた名古屋市は、育休中のママ友ですら保育園に入れないかも・・・と言っていたくらい厳しい地域で、到底我が家は無理だった。
しかもまた2年以内には転勤があるだろう、そんな環境では働きに出ることはできない。

この子が小学生くらいになったら働けるのかな。
でもその時には私はもう40歳過ぎ。

なんの仕事ができるんだろう・・・
そもそも求人なんてあるのだろうか。

専業主婦になるのが怖くて、何かしたくて妊娠中にはたくさん資格を取った。

  • 簿記3級
  • FP3級
  • MOSのエクセル

それから産後も

  • 食育アドバイザー
  • 幼児食アドバイザー
  • 離乳食インストラクター
    等々

何ができるのかわからないけれど、とにかく何もしないことが怖くて子育ての役にも立つし、と資格を取った。

でもこれらを活かして何ができるの?ということは全くわからなかった。

元々PC作業が好きだったこともあり、なぜか惹かれた「webデザイナー」というお仕事。

調べてみたら

在宅でできる、
全国どこでもできる、
子育てしながらできる

私にぴったり、理想的なキーワードが詰まっていたのだ!

周りにweb関係の友達もフリーランスの知人も皆無だったけど、とにかくビビビと感じて、いくつかのスクールに話を聞きに行っていた。

その後、通うことになる「ヒューマンアカデミーWebコース」(名古屋駅前校)
まだ歩けない息子を抱っこして話を聞きに行った。

ついスタッフさんと話し込んでしまい、気づいたら夕方に。

当時は名古屋駅に出るのも一苦労。
まだ小さな息子がお腹が空いてしまったのかぐずりそうで、帰りにパン屋さんに駆け込んで食パンを食べさせたことをよく覚えている。

3校くらい話を聞いて周ったが、どこも総費用は70万以上(2016年当時)だった。
でももう心は決めていたから、やめるとか諦めるという選択肢はなくて「どこにするか?」だった。

結果、一番親身にスタッフさんが話を聞いてくれて、環境が整っていたヒューマンアカデミー名古屋校に週に1回1年通うことになった。

※通学スクールには賛否両論あるが、私は結果的に最初にお世話になったのがここで本当に良かったと思っている。
そしてヒューマンアカデミーは全国に校舎があるので最悪転勤になっても転校できるというのが決め手になった。

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ちなみに息子の預け先、
これについても同時に必死に探した。

※子供を見ながら学習とかって基本的に無理です。
必ず預け先を同時に確保することをお勧めします。

  • 認可保育園の一時保育
  • ファミサポ
  • 認可外保育園の一時保育

(当時スクールの託児もあったのだか私は踏ん切りがつかず・・・でも友人は託児を利用しててすごく良さそうだった、ちょっと後悔)

結果家から電車で通える小さな認可外保育所にお世話になった。
電車でも自転車でも30分以上かかるところで、通うのも決して楽ではなかった。

そして認可外保育所、実はこれも今は後悔しているが当時は本当にお世話になった。
認可外保育所はもちろん良いところもたくさんあるが、選ぶ際は結構気をつけたほうがいい。

しかし、なんと今は託児(ベビーシッターさん代負担)付きのママ専用スクールなんてのもある!

(あぁ当時欲しかった・・・)

気になりすぎて取材もさせていただきました!
↓↓↓

Webデザインのスクールに通っていた時の話

webデザイナーのお姉さん

こんなのも憧れたぁ〜

これは一番楽しかったかもしれない。
毎週新しいPCの操作を覚えてワクワクした。

「早くこれをお仕事にしたい!!!」
そんな風に意気揚々としていた。

今でも勉強、新しいことを学ぶのが大好きだけど、本当に楽しかった。

私のスクールで学んだことは、

  1. Illustrator(先生がイラレ派でおかげでイラレは結構得意)
  2. Photoshop(逆に先生が全然使わない人で、かなりスキルが低めだと思う)
  3. HTMLとCSSの基礎(うん、本当に結構基礎)
  4. レスポンシブデザインの基礎
  5. ディレクションの基礎(これはあまり他のスクールではないらしく今も一番役立っている)
  6. WordPress(基礎だったんだけどまさかのオリジナルテーマ作成!)

こんな感じで割と広く浅く学んだ。

私はとにかく復習に多くの時間を使うようにした。

コーディングは最初、全くわからなかったけど、とにかく繰り返し壊して直してをしていたら体で覚えていた。
今もデザインよりもコーディングの方が好きなくらい。

と言っても子供を預けられたのは、スクール通学時だけなので夜中に頑張った。

でも時間が足りなくて足りなくて・・・・

課題を徹夜でやったことも何度もあった。

この当時に今も個人的にお世話になっている福本智子先生のセミナーを受けて、
先生推奨の「朝3時起き生活」を半年かけて身につけた。

※未経験から主婦フリーランスwebデザイナーの星とも言える福本先生。
\先生の運営されるオンラインスクールはこちら/
Webクリエイターズオンラインスクール

3時起き生活は、今でも染み付いている。
染み付きすぎてちょっと困っている^^;

ただ…今思えば、
「どんな仕事をしたいのか」
「どのくらい収入が欲しいのか」
とかそんなことは全く頭になく

とにかく
「最初からフリーランスのwebデザイナーになる」
これしか頭になかった(バカかと思うけどだから頑張れたのかもしれない)

スクールの友人と今でも笑い話として盛り上がるが、
課題も授業も必死にやりこむ生徒で、ある意味浮いてたと思う。
でもいきなりフリーランスになって活動している人は多分私くらいだと思う。

それでも課題が納得いかず、復習が追いつかず何度も涙した。
子供が寝なくてイライラして当たってしまったり、朝泣きながら保育所に預けて授業中に泣いてしまったこともあった。

休学しようと思ったことも実は何度もあった。
でも「絶対1年でやりきる!とにかく卒業する!」
それだけは心に決めて必死に頑張った。

webデザインスクール卒業前から実案件に無償でチャレンジ、そしてそのまま開業

そしてありがたいことに、卒業前から実務を経験するチャンスに恵まれた。

とにかく周りに「私webデザイナーになるの!」と豪語していたので、名刺やチラシを作って欲しいと言ってくれる知人がいた。

個人サロンの名刺や子供の習い事のチラシやパンフレット、
友人のアルバイト先の飲食店のチラシも制作した。

当時からイラレはかなり触っていたのと、先生にも見てもらうチャンスもあったので今見てもそんなに悪くない仕上がり(笑)

「webデザイナーでもDTP(印刷)もできたほうがいいよ!」
と教えてくれた先生に感謝。

今でもweb&DTPのスキルはものすごく役に立っている。
デザインを作ることに関しては多分DTPのほうが好き。

そんなこんなで、在学中はお金をいただいてなかったのだけど、卒業と当時に思い切って流れで開業することにした。

当初の予定では1年はまだスキルも足りないし、勉強しながら自社サイトを作ったり、準備しようを思っていたのに…

夫もいきなりそんな流れになってびっくりしていた。

でも「こんな早く仕事になるなんてすごいね」
出来上がったwebサイトを見て「すごいね〜!!!」
そう言っていつも応援してくれた夫、結婚したのが彼じゃなかったらきっと今の私はいないと思う。

当時作らせてもらっていた友人のお仕事のパンフレット。
インスタには恥ずかしい過去投稿も残しているのでよかったら見てみて下さい〜!

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イズミヤリエ/Webデザイナー*フリーランスママ(@olioli_web)がシェアした投稿

ここで第1章は終わり。
2章に続きますが…その前に。

今ならわかる、客観的視点での私なりの意見

今だから言えるよ

この頃の私に言いたいこと、さらにぶっちゃけトーク。
率直に書いてみました。

うーん、私はなんとなくフリーランスになる!って思っていただけで
(思いだけはすごい強かったけど)具体的にどういう働き方、仕事なのかははっきり言ってわかっていなかったんですよね。

ロールモデルもいなかったし、スクールでその辺って実はノータッチ。

就職のサポートは多少あったけど、内部事情でスタッフさんの変更も激しくて、途中からもう期待してなかったなぁという記憶。

でもとにかく先生だけは素晴らしかった!

なるべく課題とプラス制作した物とかはすごく細かく見てもらってフィードバックをもらうようにしてたのは良かったですね。
熱心に見てくれた先生にも感謝。

私の通ってた
ヒューマンアカデミーWebコースの先生方は本当に熱量が高くて(多分この点がヒューマンアカデミーは他より素晴らしいはず、有名なD社とかは校舎によっては先生が最悪だったとか友人から聞いたので)

先生方のおかげで最後まで頑張れたのだと思います。

でもぶっちゃけ話をすると、やめる人が大半でした。
最初に一緒にスタートした人たちは実はみんなやめてしまったのです。

最後一人になったクラスもありました。
それくらいまぁ大変な勉強だってっことですよね。

でも私はスクール時代はなんでも聞けてとにかく作るのが楽しく楽しくて、だからこの仕事はやっぱり向いているんだと自分でも思います。

とにかくPCを触り続けたり、考え続けられる人、新しいことを学ぶことに抵抗がない人は向いています。
そうじゃないとちょっと厳しいかなと思います。

あとは「働き方」をもっと最初から、勉強中から具体的に見ておいてイメージしておいた方がいいということ。

今はSNS(特にクリエイターさんはTwitterに多いイメージ)で色んなフリーランスwebデザイナーの方が発信をしています。

そういう人の発信を見たり、コメントやメッセージしてみたりできることは色々あると思います。

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